自転車で富士山に登る

酒の席で「富士山に登りたい」って話題になって、登ったことがあるか?って聞かれた際に「五合目ならあるよ。・・・自転車で」と答えて皆を一瞬だけ絶句させた事があります。まあ、自転車乗りってことは周知の事実なので、「お前ならやるだろう」とすんなり納得されてたようですが。

InterMax News (2004.4.21)
山梨日日新聞富士スバルラインヒルクライムレースを開催する計画が発表されました。

上記情報によると、今年の9月中旬から10月初旬に開催されるようです。僕はやまみちアドベンチャーのロングライド講習会で富士あざみラインを登った事があります。さすがに途中で3度ほど停車して休憩したし、ふんだんにスイッチバック走法を行いました。ヒルクライムに関して云えば、今までで最も過酷なコースでしたね。でもまた「登りたい」と思うのは私も“坂バカ”だという証左でしょうか?ダウンヒルはそんなに好きじゃないし。*1
こういった自転車のイベントが増えてきた事は喜ばしい事です。自転車をスポーツとして、またレジャーとして楽しむ人が着実に増えているんでしょうね。一方、自転車乗りのマナーは悪化するばかりなのが気がかりです。自転車乗り自身に“車輌である”という自覚が弱いせいか、平気で信号を無視する人,車道を逆走する人,無灯火の人などをよく見かけます。とんでもない速度で歩道を走る人もよく目にしますね。
僕の本音を云うと、「独りで走って、独りで事故って、独りで死ぬのはどうぞご自由に。」という気持ちです。でも、現実はそんな訳にはいきません。とくにイベントなどでは、自転車乗りでない多くの人の努力があるからこそ、そのイベント自身が成り立っている事を肝に銘じる必要があるんではないでしょうか。信号で止まるのがイヤなのなら、信号の無いサーキットなどで行われるレース・イベントに出てください。

*1:初めてのヒルクライムで、下りの時にパンクしたのがトラウマになってる。