AirFriday take-2
ついでだから小ネタをいくつか。
- 輪行状態での自立
- 大半の BikeFriday は輪行状態で自立してくれません。でも、フロント・ディレイラーが付く場所のボトル台座に、ミノウラのデュラケージ(または相当の金属製ケージ)を付けるとあら不思議。折り畳んだ前・後輪とボトルーケージがほぼ二等辺三角形の配置になって自立するようになります。ただし底辺に該当する部分が短いので BD-1 なんかと同じレベルの安定性は無く、電車の中では確実に倒れてしまうのでご注意を。また、フレームのジオメトリーに依存しますので全ての Air シリーズで通用するとは限りません。
- HEDのホイール
- これまた話題の HED ですが、前が1070グラムで後ろが1435グラム。ノーマルホイールだと前が1092グラムで後ろが1435グラムです。タイヤはどちらもシュワルベのステルビオですが、HED のチューブはロングバルブなので数グラムは重いでしょう。ハブはどちらもカンパ・レコードだけど HED は 36H で24本組み、ノーマルは 32H の32本組みという違いと、カセット・コグが HED は 11-23T で ノーマルは 13-26T という違いがあります。走行感の違いは主観によるものなので割愛。
- ネジに注意
- 昨年のツール・ド・のとに参加するためにネジの増し締めなどをしていたら、ハンドルをクランプする部分のネジをバカにしてしまいました。簡易タイプではありますがトルクレンチも持ってる人なので、必要以上に締め付けたりはしていません。心配になって目に付くネジを全てチェックしてみると、いくつかのネジは雌ネジの7〜8分目ぐらいの長さしかありませんでした。そんな事もあって、今は全部のネジを雌ネジいっぱいの長さに取り替えてます。
- 鉄だから錆びやすい
- Air 系の特徴的はやっぱりチタン・ビームですが、コレを差し込む部分が鉄(クロモリ)なので錆びやすいですね。あとはシートポストのクランプ部分とかネジの部分。すぐに耐久性がどうこうって事は無いけど、濡れて帰ったらすぐに水を切って乾燥させ、グリスアップするなどのマメなメンテナンスが必要です。丸一日過ぎるともう錆びてきますよ。
- スーツケース輪行
- “機内持ち込み可能なまでに小さくなる”なんて事がまことしやかに語られてますが、このレベルにまで小さくするには畳むなんて程度じゃ無理です。分解すると云うべきでしょう。ここまで分解してもホイールはホイールケースに入れるなどして別の荷物になります。一方、普通のスーツケース*1でもヘルメットまで入るかどうか微妙なところ。ちなみに僕の経験では入ったためしがありませんね〜。
*1:BikeFriday では TravelCase と呼ぶらしい。