メダカの学校

neriumeさんちもメダカを飼っているとは。
うちにはナマズも居るので夜に戯れてます。朝は時間が無いうえ、明るいからこちらの動きにビビって隠れたまんまだけど、夜だとライトを向けていてもこちらが見えないせいか、無防備に姿を晒してくれる(笑)ので。でもエビとナマズは照らされると隠れてしまいますね。
ついでだから僕がメダカを飼うに至った経緯を書いてみよう。
きっかけは「藤沢メダカ」である。仕事の関係で池上通信機の湘南工場に出入りする事があるのだが、ここの1階の喫煙所にはメダカの居る水槽が置いてある。気分転換にタバコを吸いに行くと、なんの気なしに水槽のメダカを眺めてしまうのである。テトラとかグッピーのような派手な魚ではない。極めて地味な魚であるが、逆に地味だからこそ見ていて厭きることがない。みんな同じような姿かたちだけど、よ〜く見てると各々がけっこう個性的なのである。こんな下地があったけど、自分で飼ってみようという気はさらさら無かった。たとえそれがメダカであっても、「ペットを飼う」という行為に付随する責任(餌やり,水換え,掃除,等々)を果たすのは無理だろうと考えていたからである。
ある日の昼休みにふとした思い付きで「メダカ 飼育」をキーワードにググってみた。するとそこには、いろんな方法でメダカを飼っている人が居たのである。あちこちのサイトを見ていくうちに、思っていたより簡単に飼育できるんではないかと感じ始めた。中でも気になったのが「ビオトープ」というもの。人工的に自然の生態系を造り出してしまえば、基本的に「世話」をする必要が無くなるというものである。*1熱帯魚を飼う時のようにお金はかからない。ビオトープを知ったことで、メダカの飼育に向けて一切の障害が無くなってしまった。
そうは云っても「石橋を叩いても渡らない」事が多い性格なので、一気に事を進めたりはしない。まずはプランター(=仮設校舎)を使って真似事から始めてみる。行けるかな?と思った頃にトロ舟を買い、レイアウトなんかを考えているうちに水車を回してみたくなったり。今はプランターの状態を考慮して濾過は必要かと思い、塩ビパイプを買ってきて濾過システムの製作を始めている。

*1:誌面の制約があるので、おもいっきり説明を省略しています。