小径車に於けるフロントの歯数
このネタも周期的にクローズアップされますねぇ。
ウチの AirFriday は６０／４８Ｔでオーダーしましたが、ヒルクライムに備えて５２／３９Ｔのチェーンリングも同時に用意しておきました。ついでにホイールも１１−２３Ｔを付けたのを平地用に、１３−２６Ｔを付けたのをヒルクライム用に用意し、コースに合わせて４つの組み合わせからチョイスできるように。
でも、この１年半くらいフロントは５２／３９Ｔのままにしてたりします。フロントを付け替えるのが面倒ってのも無くはないけど、一番の理由は「５２／３９Ｔで概ね満足してる」から。さらにその背景として「脚力がない」から。確かに下りとか平地の追い風なんて条件だと５２Ｔなんて簡単に回し切っちゃうけど、サイクリング全体に於いて「回し切る」ようなシチュエーションって思ったほど多くないんですよ。イイ感じにスピードが出せてもすぐに信号で止まる事になったりしますしね。
論より証拠って云うか計算してみれば判ると思うんだけど、４５１ミリのホイールで８０ｒｐｍで漕いでるとＦ：５２／Ｒ：１１でさえ時速３７キロ*1、Ｆ：６０／Ｒ：１１なら時速４２キロ*2にもなるんですよ。サイクリングでこんなスピード出す事なんてめったに無いじゃありませんか。ついでに云うと、８０ｒｐｍで安定して漕げる脚力があれば一時的に９０ｒｐｍで漕ぐことも出来るから、時速４０キロ以上*3で走るのも無理じゃないし。ロードレーサーと・・・なんて考えても、あちらに８０ｒｐｍで漕がれたら時速４７キロ*4にもなるんだから、比べる事にあまり意味が無いじゃないですか。
まあ、少ないシチュエーションに価値を見出すのもアリだとは思いますけどね。
あ！コレ書いてて思い出したけど、６０／４８Ｔだと Travel case に素直に入らないんだった。チェーンリングが干渉するので毎回はずしてた覚えがある。新型の Flite case なら大丈夫なのかな？
